《鳥居さり》不安定な彼のことを助けたい!でも私、幸せになれませんよね?
聞けば聞くほど、明らかに周りからはやめておいた方がいいと言われるような人。
仕事が安定しない。
気分の波が激しい。
将来の話になるとはぐらかされる。
一般的な基準で見れば、ダメ男と言われてしまうような人です。
それなのに、なぜか忘れられない。
感性が豊かで、紡ぐ言葉が美しくて、一緒にいると心が動く。
ふとした仕草や振る舞いに優しさがあって、気づけば目で追ってしまう。
そして何より、不安定な姿を見ると放っておけない。
そんなご相談は実は少なくありません。
周りからはそんな人やめなよ、もっといい人がいるよと言われる。
でも、ご本人からするとそんな簡単な話ではないのです。
恋愛は条件だけでは決まりません。
年収や職業、安定性だけで人を好きになるわけではないからです。
ただし、ここで一つ考えていただきたいことがあります。
それは、その人を助けることと、あなたが幸せになることは本当に両立できないのかということです。
鑑定で命式を拝見していると、人のお世話をしたり、支えたりすることで喜びを感じる方がいます。
誰かの成長を見守ること。
困っている人の力になること。
誰かの人生に寄り添うこと。
それ自体がその人にとっての幸せなのです。
そういう方の場合、たとえ今の彼と別れたとしても
また別の誰かを支える立場になることが少なくありません。
相手が変わるだけで、役回りは似ている。
なぜなら、それがその人の持つ性質だからです。
この場合、
この彼を好きになる私はダメなんでしょうか?という問いに対しては、
幸せならばいいんじゃない?とお伝えするでしょう。
もし私が「やめておいた方がいい」と言うとしたら、
問題なのは相手が不安定なことではなく、その関係の中であなた自身が壊れてしまっていないかです。
助けることが喜びならそれでいい。
支えることが幸せで、彼との関係も良好であれば外野が口を挟む問題ではありません。
それは立派な愛情です。
しかし、自分を犠牲にしてまで尽くしているのなら
少し立ち止まって考えてみる必要があります。
お金も時間も心も削り続けている。
いつも不安ばかり抱えている。
笑顔より涙の方が多い。
それは支えることではなく、共倒れに近づいている状態かもしれません。
世の中には安定した人と一緒にいることが幸せな人もいれば、誰かを支えることで生きがいを感じる人もいます。
幸せの形は一つではありません。
だから周りの正解に無理やり自分を当てはめなくてもいいのです。
大切なのは、自分が本当は何を幸せだと感じる人間なのかを知ること。
その彼といる未来を想像した時、不安だけではなく確かな喜びも感じられるのか。
支えることが苦しみではなく、自分らしさとして存在しているのか。
幸せを感じるセンサーは人それぞれ違います。
誰かの正解ではなく、自分の心が何に満たされるのか。
その感覚を大切にしてください。
もしその先に彼がいるのなら、それもまたあなたにとっての一つの幸せの形なのかもしれません。
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