《鳥居さり》辞めるのは逃げですか?ボーダーラインを見極める方法
仕事や恋愛、人間関係など、何かを辞めようと思った時に必ず聞こえてくる言葉があります。
辞めるのは逃げだ
努力が足りない
もう少し頑張れば変わるかもしれない
周囲から言われるだけでなく、自分自身もそう思ってしまうことがあるでしょう。
しかし本当にそうでしょうか。
もちろん少し壁にぶつかっただけで投げ出してしまえば、成長の機会を失うこともあります。
ですが反対に、限界を超えてもなお頑張り続けた結果、心や身体を壊してしまう人も少なくありません。
大切なのは続けることそのものではなく
今の努力が本当に実を結ぶものなのかを見極めることです。
まず考えてほしいのは、努力の量ではなく方向です。
どれだけ一生懸命頑張っていても、方向が違えばなかなか成果にはつながりません。
四柱推命や紫微斗数などの命術を見ていても、人によって得意なことや力を発揮しやすい環境は大きく異なります。
本来人を支えることが得意な人が競争の激しい環境で苦しんでいたり、
自由な発想が武器の人が厳しいルールの中で消耗していたりすることもあります。
結果が出ない理由が努力不足ではなく、単純に場所や方法が合っていないだけということもあるのです。
また、自分に適性があるかどうかも大切なポイントです。
適性がなくても成功する人はいます。
しかしそれは、どうしてもやりたいという強い情熱がある場合です。
周りの人の何倍も努力してでも叶えたい夢があるなら挑戦する価値はあります。
ただ、そこまでの思いがない状態で適性のないことを続けるのは非常に大変です。
周囲が1の力でできることを、自分だけ10の力で続けなければならないからです。
その負担は少しずつ心と身体を削っていきます。
そして何より確認してほしいのは、気力や体力が残っているかどうかです。
嫌だけれどまだ頑張れる状態なのか、
それとも考えるだけで苦しくなり何も感じなくなるほど疲れ切っているのか。
仕事のない時間のリフレッシュで頑張れるのか、
休日も起き上がれないほどに疲れが溜まっていないか。
この差はとても大きいものです。
私自身、昔は頑張りが足りないのだと思い込み、無理を続けていたことがありました。
もっと努力しなければ、もっと我慢しなければと走り続けた結果、
気がつけば背骨を疲労骨折していました。
身体はとっくに限界を迎えていたのに、心だけがまだ頑張れと言い続けていたのです。
辞めることは敗北ではありません。
逃げでもありません。
この場合は自分を守るための大切な決断です。
続けることだけが正解ではなく、元気なうちに次の場所へ向かうことも立派な選択です。
努力の方向は合っているか、
自分に適性はあるか、
そして気力や体力は残っているか。
もしその答えがすべて苦しい方向を向いているなら、
それは逃げではなく、自分の人生を守るための前向きな撤退なのかもしれません。
倒れてからでは遅いのです。
自分を守れるのは、最後は自分だけなのですから。
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