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《ルニィ》その仕事がしたかったんじゃない 〜生まれ変わりたかったんだ〜

  人は時々、
  人生を変えたくなります。

 

 

  以前、こんなご相談がありました。

 

  今までとは全く違う職種へ
  転職した女性です。

 

 

  この半年ほどで、
  急に興味を持った仕事でした。

 

  経験したことはない。
  それでも、なぜか惹かれた。

 

 

  やってみたい。
  挑戦してみたい。
  そう思って、
  思い切って飛び込んだ。

 

 

  ところが、
  現実は思い描いていたものとは違いました。

 

  仕事が合わない気がする。
  職場にも馴染めない。
  人間関係もうまくいかない。
  
 

 

  この方向で本当に良かったのか。
  私には向いていないんじゃないか。
  そんな不安を抱えていました。

 

 

  そして彼女は言いました。

  「前の仕事に戻りたいとは思わないんです」と。

 

 

  もし本当に仕事選びを間違えたなら、
  人は元いた場所を恋しく思います。

 

  でも彼女は違った。
  今の仕事に違和感はある。
  苦しいこともある。

 

  それでも、
  前の仕事には戻りたくない。

 

 

  なぜなのか、
  話を聞いているうちに
  見えてきたものがありました。

 

 

  彼女が探していたのは、
  向いている仕事ではなかった。

  《生まれ変われる場所》でした。

 

 

  ずっと同じ場所で働いてきた。
  同じ役割を求められてきた。
  同じ自分を続けてきた。

 

  大きな不満があったわけじゃない。
  でも、どこか息苦しかった。

 

 

  だから、
  新しい仕事に惹かれた。

 

  その仕事がしたかったというより
  そこでなら、
  違う人生が始まる気がしたんです。

 

 

  人は時々、
  《今までの自分を終わらせたい》と思うことがあります。

 

  だから環境を変える。
  でも、実際に環境を変えると気づきます。

 

  仕事を変えても、
  場所を変えても、
  自分は自分のままだということに。

 

 

  だから違和感が生まれる。
  こんなはずじゃなかった。
  もっと変われると思った。

 

 

  でも、
  それは失敗ではありません。

 

  変わりたかった自分と
  本当の自分が、
  ようやく出会い始めたということだからです。

 

 

  彼女は少し笑いながら言いました。
  「私、仕事を変えたかったんじゃないのかもしれません」

 

  その言葉を聞いて
  私は妙に納得しました。

 

 

  人は、道を間違えることよりも
  《間違えた自分》を認めることの方が怖い。

 

 

  だから、違和感があると
  すぐに答えを出したくなる。

 

 

  向いていないのか。
  間違いだったのか。
  やめるべきなのか。

 

 

  でも、本当に見るべきなのは
  そこじゃないのかもしれません。

 

 

  もし今、
  選んだ道に違和感があるなら
  その正体が何なのか、
  立ち止まってみるタイミングかもしれません。

 

  本当に変えたかったものが、
  見えてくるかもしれません。

 

 

 

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  《プロフィール》
  https://hoshiyomido.com/u/38320/

  《X》
  https://x.com/luny_compass?s=11

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