《ルニィ》今の私をつくった、あの日の涙。
「どうして、私の気持ちが分かるんですか。」
鑑定のあと、そう聞いていただくことがあります。
でも私は、特別な力があったわけでも、
最初から人の心が読めたわけでもありません。
ただ、人の気持ちに、
どうしても心が動いてしまう子どもでした。
いつも自分より相手を優先してきました。
「みんなが笑っていてくれたらいい。」
そう思うよりも、
「誰かを悲しませたくない。」
その気持ちの方が、
私の中には強くありました。
いつから、そんなふうになったのか。
はっきりとは分かりません。
でも、一つだけ。
今でも忘れられない出来事があります。
小学校低学年の頃。
近所に、車椅子の女の子が住んでいました。
同級生や先生に囲まれて、
いつも笑顔で過ごしている姿が、
とても印象的でした。
子どもだった私は、その笑顔が、
ずっと続くものだと思っていました。
ある日、親に連れられて向かった先は、
それまで見たことのない、
真っ黒な世界でした。
祭壇には、あの子の笑顔の写真。
でも、周りにいる大人たちは、
みんな下を向き、涙を流していました。
「彼女は笑っているのに、
どうしてみんな泣いているの。」
私は理解できませんでした。
でも、気がつくと、
私も涙を流していました。
あの日の景色は、
今でも鮮明に覚えています。
大人になった今なら、
あの日の涙が何だったのか、
少しだけ分かる気がします。
私は、誰かの想いを目の前にすると、
その人の気持ちを理解する前に、
一緒に感じてしまう人間だったのだと。
だから、相手の小さな変化や、
言葉にならない想いが、
どうしても気になってしまう。
それは長い間、
生きづらさでもありました。
でも今は、その繊細さがあったからこそ、
見えるものがあります。
言葉では「大丈夫」と言いながら、
本当は助けを求めていること。
笑顔の奥で、一人で抱え込んでいること。
人は、本当につらい時ほど、
笑ってしまうことがあること。
私は、あの日の出来事があったから、
今の私になれたのだと思っています。
もし今、誰にも言えない想いを抱えながら、
このブログを読んでくださっているなら。
その苦しさには、あなた自身もまだ気づいていない
理由があるのかもしれません。
一人で考えていると、
答えはいつも同じ場所を回り続けてしまう。
でも、誰かと一緒だからこそ、
初めて見えてくる景色があります。
もし今、
「一人では見つけられない答えがある。」
と感じているのなら。
私は、その答えを一緒に探す存在でありたい。
そう、思うのです。
ルニィ
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