《ルニィ》正しくやったのに、完成しなかった。
「正しくやっているはずなのに、
なぜかうまくいかない。」
そんな風に感じたことはありませんか?
「絶対、部品が足りないよ。」
ある日、
甥っ子と遊んでいた時のことです。
祖父母に買ってもらった、
大きな組み立て式の電車のおもちゃ。
箱を開けると、線路や駅、橋、
たくさんのパーツが入っていました。
組み立てに挑戦したのは、
普段から仕事でもバリバリ活躍しているご両親。
「このくらいすぐできるでしょ」
と組み立てが始まりました。
説明書を広げ、
パーツを確認し、
書いてある通りに、
一つひとつ組み立てていきます。
ところが——。
「あれ? これどこにつけるの?」
「何か足りなくない?」
時間だけが過ぎていきます。
説明書を見直し、
最初からやり直しても完成しません。
「やっぱり部品が足りないんじゃない?」と、
二人は諦めてしまいました。
それを見ていた叔母さんが言いました。
「そんなはずないでしょ。」
次に挑戦した叔母さんは、
説明書をほとんど見ません。
じっと見つめていたのは、
箱に載っていた《完成したおもちゃの写真》。
「これがここなら、こっちはこうかな。」
写真を見て、手を動かし、違ったら組み替える。
しばらくすると——。
「できた。」
目の前には、
さっきまで完成しなかった電車のおもちゃ。
部品の不足はありませんでした。
同じおもちゃ、
同じパーツ、
同じゴール。
なのに、
なぜ結果が違ったのでしょうか?
最初の二人が見ていたのは
《正しい手順》。
叔母さんが見ていたのは
《完成した姿》でした。
もちろん、
基本や正しい手順を学ぶことは大切です。
でも、《正しくやること》が
いつの間にか《目的》になっていた。
本当の目的は、
説明書通りに作ることではなく
《完成させること》だったはずです。
人生も少し似ています。
「普通はこうする」
「この道が安心」
私たちは知らないうちに
《人生の説明書》を探してしまいがちです。
ちゃんとやっているのに、
うまくいかない時。
さらに頑張る前に、一度
説明書から目を離してみてください。
「私は、何を完成させたかったんだろう。」
どんな仕事がしたいか。
どんな人と一緒にいたいか。
完成させたい景色が違えば、
そこへ向かう方法も一つではありません。
鑑定でも
「どうするのが正解ですか?」
と聞かれることがあります。
しかし、
正解を探す前に問いかけたいのです。
あなたは、
《何を完成させたいのでしょうか》
もし今、
「私には何かが足りない」
と思っているなら。
必要なものはもう手元に揃っていて、
まだ《違う組み立て方》があることに
気づいていないだけなのかもしれません。
🌜ルニィ🌛
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