《空馬羽津呂》◆ 第二章 占い=情報デザインである 3. 運ではなく、導線を整える
◆ 第二章 占い=情報デザインである
3.運ではなく、導線を整える
「運が悪い」
「流れが悪い」
「タイミングが合わない」——。
そう感じるとき、多くの人は“運”という目に見えない力のせいにしてしまいがちです。
しかし、そらまがクライアントを見てきたなかで確信しているのは、ほとんどの場合「運が悪い」のではなく、
「導線の悪さ」
を感じます。
導線とは、行動や心理、環境の“つながり方”のことです。
生活動線、仕事動線、感情の動線、人間関係の動線……。
これらがスムーズにつながっている人ほど、自然と運が良くなっていきます。
この考え方は、まさにバウハウスの建築思想に通じています。
バウハウス建築には、“人が迷わない設計”が徹底されていました。
廊下の幅、窓から入る光、家具の高さ、階段の位置——
それぞれが「どのように動けば、自然で気持ち良いか」という観点から組み立てられているのです。
結果として、そこを利用する人は、ストレスなく目的にたどり着くことができます。
人生もまったく同じなのです。
導線が良ければ、物事は驚くほどスムーズに運びます。
逆に導線が悪いと、どれだけ努力しても、タイミングが噛み合わない、突然壁に当たる、無駄に疲れる……など、悪循環が続いてしまいます。
運が悪いと感じるとき、それは「うまくいかない運気」ではなく「設計されていない導線」のサインです。
● 占いが明らかにするのは、運ではなく“流れの詰まり”
占いができることのひとつは、この“導線の詰まり”を可視化することです。
例えば、タロットカードで同じテーマが繰り返し出るとき、それはただ「運命が悪い」という意味ではありません。
そのテーマが、人生のどこかの導線を滞らせているサインです。
行動の優先順位がズレているのか、人間関係で感情的な滞りがあるのか、自分自身の中で意図が曖昧なのか——。
占いは運を操作するのではなく、導線の乱れを見つけて整えるための“地図”なのです。
● 導線が整うと、「運が良い人」の動きになる
導線が整った人は、いわゆる“運が良い人”の動き方を自然とします。
・必要な情報がすっと入ってくる
・人との縁が自然につながる
・行動したらすぐ反応が返ってくる
・タイミングが噛み合う
・無駄な努力をしない
逆に言えば、これは「運が良い」のではなく、「設計が良い」のです。
バウハウスの建築物も、別に“運が良い人”が住んでいるわけではありません。
動線を徹底的にデザインしたから、使う人が流れに乗りやすいのです。
人生もまったく同じで、導線設計が整った人ほど、自然と流れに乗れます。
● 占いは“導線のデザイン”である
占いとは「未来を当てるもの」でも「運を操作するもの」でもありません。
そらまが行っている占いは、クライアントの人生の導線を一緒にデザインする作業です。
・今、何を優先すべきか
・どの方向に進むと流れが生まれるか
・どこに無駄な動きがあるか
・何を手放すと軽くなるか
・心のどこに滞りがあるか
これらを一枚のカードや星の配置に映し出し、それを読み解くことで導線が整っていきます。
導線が整えば、未来は勝手に動き始めます。
運とは、偶然ではなく“整った導線の結果”なのです。

