《空馬羽津呂》◆第一章 バウハウスに学ぶ“コンセプトの力” 2. 点・線・面 ― 人生も同じ構造でできている
第一章バウハウスに学ぶ“コンセプトの力”
◆ 2. 点・線・面 ― 人生も同じ構造でできている
バウハウスの基礎課程では、必ず習う概念があります。
点・線・面で世界はできている
どんな複雑なデザインも、
分解していくと「点・線・面」に還元できます。
点があるから線が引ける。
線があるから面が生まれる。
面が重なって空間ができる。
そして、空間が人の動きや行動を生み出していきます。
この考え方は、人生にもそのまま当てはまります。
● 点=決断の瞬間
人生における 点とは「選択の瞬間」 です。
・この人と関わるか
・仕事を引き受けるか
・挑戦するか、諦めるか
すべては 1つの点=選択 から動き始めます。
人はよく「人生を変えたい」と言いますが、
人生が変わるのは 決断の瞬間だけ です。
占いなどに行った際、人が涙するのは、
未来の予測が刺さったからではありません
自分が選ぶべき “点” が見えた瞬間 だからです。
点は、小さい。
しかし、世界を変えます。
● 線=行動の積み重ね
点(決断)が定まっても、
動かなければ何も変わりません。
線とは、行動の軌跡です。
・やると決めた
・毎日10分でも続けた
・誰かに相談した
・SNSで発信した
その一本一本が、未来につながる 軌跡 になります。
バウハウスでは、
「線は、動きの記録である」
という考え方がありました。
人生でも同じです。
行動が未来を記録していく。
決断したあとに行動が続かないのは、その点に 本当の意図 がなかったからです。
意図ある点は、自然と線を引かせます。
● 面=結果と環境
点(決断)
線(行動)
それらが積み重なった結果、人生に 面が生まれます。
面とは、
・成果
・実績
・肩書き
・評価
・環境
・現実
つまり 目に見える形になったもの です。
例えば、
「脚本家になりたい」という点
→ 毎日、本を読み、SNS発信するという線
→ 依頼が増えていくという面
現実とは、行動の面です。
● 人生が動かない人の共通点
多くの人は 面(結果)だけを変えようとします。
「売上を上げたい」
「パートナーがほしい」
「成功したい」
結果=面 だけを望んで、
点(決断)と線(行動)を変えません。
それでは現実は動きません。
面を変えたいなら、
点と線を変えること。
私が行っているセッションも同じです。
未来(面)を変えたいなら、
選択(点)と行動(線)を変える必要があります。
● 点は「未来の始まり」
占いのセッションで、クライアント様が涙される時、
それは未来が変わる瞬間を体験しているからです。
「こう生きたい」と決める点が生まれる。
その点が線を引かせる。
線が面に変わり、現実になる。
占いのセッションは、未来を当てるのではなく、未来を点から始める行為 です。
● デザインは、人生と同じ構造を持っている
バウハウスでは、
点 → 線 → 面 → 空間 → 行動(体験)
と展開します。
人生でも、
決断 → 行動 → 結果 → 環境 → 自分の現実
という構造になっています。
デザインも、人生も、
構造は同じです。
だからこそ、バウハウスの哲学は、
人生を動かす力になるのです。
点を打とう。
線を引こう。
面が現れる。
未来は、点から始まります。

